橘川中山間生産組合
生産組合が出来たきっかけ・・・
平成12年度から、「中山間地域等直接支払制度」(農林水産省の交付金制度)が始まりました。
これは「日本版デカップリング」と言われ、中山間地や棚田など、耕作条件不利地域に対して、所得の直接補償を行うものです。
環境問題に熱心なヨーロッパには昔からある制度で、日本では平成12年度から5年間の時限立法として、法律が制定されました。
当生産組合では平成12年度から有志で地域協定を結び、耕作放棄地の防止や共同した農作業を実施しています。
法は平成17年度から5年間延長されました。これに伴い協定を結んだ農地を荒らさず耕作を続ければ、既定の交付金が交付される制度から、加えて都市住民との交流事業や地場農産物の加工・販売など、国が示すメニューのうち2つ以上の活動を実施しなければ、満額の交付金が交付されないことになりました。
当生産組合では、田植えや稲刈りなどの農作業体験や、親子そば打ち体験などの交流事業、コスモスの花見など、景観植物を植えイベントなどを実施してきました。
本年度からは町内のホテル「ネスト・ウェストガーデン土佐」が開発した「ハーブソルト」への原材料(乾燥ハーブ)の提供を行い、あわせてハーブ関連新商品やレシピの開発、イベントをなどを計画しています。

【これまでの活動風景】
田植え体験(あいにくの雨でした) 稲刈りも手刈りで天日干しです。
コスモスの花見 親子そば打ち体験

お正月のお餅予約受け付けます。おかげさまで完売いたしました。(12月28日発送)

橘川中山間生産組合が、手植え、低農薬、手刈り、天日干しで作った特別栽培のもち米でつくった、「正月餅」の予約販売を受け付けています。数に限りがあります。ご希望の方はお早めにお申し込みください。

●白もち(1升)⇒1,400円
●いももち(1升)⇒1,800円
※ご希望によって、切り分けることもできます。

お正月のもち

丸い餅もできます


※こっそり教えます!橘川のお米がおいしいわけ・・・

わけその1:
橘川の田の上流には、人家がないか、ほとんどありません。家庭排水が入らないのでお米に雑味が出ないから

家庭排水が入らない田ですから

わけその2:
田はほ場整備をしていない先祖伝来のままなので、水の循環が適度に行われるから

田はほ場整備していない昔ながらの田です。

わけその3:
手で植えて、手で刈り、天日に干したお米だから。つくり手の愛情と自然の恵みたっぷりのお米になりました

もちろん手植えです

そして手刈り

稲木にかけて天日で干しました


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